なぜ会計年度が出来たのか?
今は当たり前のこととして受け入れてしまっていますが
会計年度は、どうして暦の一年と同じく1月に始まって12月ではなくて
わざわざ二種類の一年を作る必要がなぜあったのか?
一つは税金徴収の都合
暦年異なる会計年度が必要な理由として挙げられるものに、
税金徴収の時期があります。
かつての日本は、主たる産業が農業(主力は稲作)でしたから、
政府が税金として徴収するの主な財源も当然この農業に対して
課税したもの(地租)でした。
稲作の場合、その収穫時期はもっぱら秋。
税(地租)は物納ではなくお金で徴収しましたから、
秋に収穫した米が現金化されてから徴収というのが一番無理のない姿。
税金の徴収が一段落して、収入がハッキリした段階で、
次の「一年」の予算を定めて実行に移すタイミングとしては、4月頃が都合が良いのです。
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